〔2017/2/3〕光コミュニケーションズ、国内初の採用担当者と応募者とがチャットで会話し、採用を決定する「チャット採用」を開始

 コールセンター業務などを手がける光コミュニケーションズ(本社:兵庫県神戸市中央区、橋尾肇社長)は、国内初(※)の採用担当者と応募者とがチャットで会話し、採用を決定する「チャット採用」を2017年2月9日より開始する。
 顔と顔を合わせた面接では見抜きにくいインターネット・コミュニケーション能力を、チャットを介した採用試験で判断。優れたチャット会話力を持つ人材の登用につなげることを目的としている。面接でうまく話せず、なかなか採用に至らない人でも、チャットによる文字情報で効果的に自己PRできるため、埋もれていた能力や人材の発掘にもつながるという。
 LINEやFacebookメッセージなど、チャットは現代の重要なコミュニケーションツール。しかし、チャットを採用に活用している企業はまだ希少だ。同社は2016年、ECサイトを訪れた顧客に、チャットでリアルタイム接客を行うサービス「チャット王子」を発売。チャットを活用した事業拡大を図っている。今回のチャット採用も、チャット活用に力点を置く同社の事業方針に基づいたもの。
 チャットは、相手と顔を合わせずにコミュニケーションする分、細かい気遣いなどが言葉の端々に表れる。そのため、多くの企業が行っている面接より、かえって会話のマナーやスキルを見抜きやすいという特徴がある。また、面接で緊張のあまり会話できない人でも、チャットであれば、自己の長所やスキルを落ち着いてアピールすることができるという。


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