〔2009/11/5〕アドバンスト・メディア、音声認識を活用したコールセンタ向け音声統合ソリューションを開発

 アドバンスト・メディアは、音声認識を活用したコールセンター向け音声統合ソリューション「AmiVoice Communication Suite」(アミボイス コミュニケーション スイート)を開発した。同ソリューションの最初の製品「AmiVice CallScriBer/AmiVoice Speech Visualizer-Suite版」は2010年3月の正式リリースを予定している。
コールセンターは顧客の声活用の最前線であり企業戦略上も重要な拠点と位置付けられながら、生の声である通話音声データについてはその活用に限界があり、せっかくの「宝」をこれまで経営に活かしきれていなかった。AmiVoice Communication Suiteは、このような課題に応えるため、既存の音声認識製品を統合し、高い付加価値をもって相互に情報を連携させることで、これまでの「音声のテキスト化」の枠を超えてVOC活用を可能とするコールセンター向け音声統合ソリューション。
今回、この新しい統合ソリューションの下では、同社の既存製品機能が新たなスイート製品群として生まれ変わり、共通のデータベース/管理機能(AmiVoice Communication CORE)の下に再編・統合され、通話の分析、加工、評価、活用と言った高次機能の拡張も可能になる。これらの高次機能によって高度なVOC活用が推進され、生の顧客の声を経営およびマーケティングに直結させることが可能になる。また、顧客との接点となるコールセンター業務でのより一層の顧客満足度向上やコンプライアンス対応強化並びにコスト削減も含めた業務効率化にも役立てて頂くことが可能になる。
価格は約650万円(ライセンスフィー)からで、同社は、ますます業務が高度化・多様化していくコールセンターに対してAmiVoice Communication Suite関連製品の導入を促し、今後1年間で20セットの販売を目指す。


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