〔2009/11/5〕テレマーケティング ジャパン 中国子会社VCSの事業拠点の移転・拡大

 テレマーケティング ジャパン(TMJ)は、中国(上海)現地子会社である、益峰客戸関係管理(上海)有限公司(英語名:Value Communication Services (Shanghai)、以下、VCS)が、業容拡大に伴って本社を現在の徐匯区から宝山区に移転し、2010年2月より業務を開始することを発表した。
また、VCSがノウハウを提供し、運営を支援しているパートナー企業についても、現在は2拠点で運営しているコールセンターを統合し、中国国内で外資系企業が運営に携わる中では最大規模の約1300ブースを擁する新たなコールセンターをVCSと同じ施設内に開設し、2月より運営を開始することになった。
VCSは、2002年にTMJの100%出資中国現地法人として設立され、CRMコンサルティング、コールセンターコンサルティング、市場調査、営業仲介等を中心に事業を展開している。また、現地パートナー企業の運営するコールセンターに対して、日本でTMJが培ってきたコールセンター運営のノウハウやマネジメント手法などを提供し、上海に2つのコールセンター(約600ブース)を運営する規模まで育ててきた。今年8月には、中国サービス貿易協会(商務省所属)と、中国情報協会(工業・情報化省所属)が主催する表彰制度において、中国のコールセンター産業のレベルアップや振興に貢献してきたことが認められ、2009年度の『中国最優秀アウトソーシングカンパニー賞』ならびに、『中国カスタマーサービス特別貢献大賞』に、外資系企業として初めて、かつ、唯一選出された。また、過去にも、事業運営の実績を高く評価され、『2008年 中国最優秀アウトソーシングコールセンター賞(テレセールス分野)』や、雇用促進・人材育成に関する特別貢献賞(2007年、2008年)など、数多くの賞を受賞している。
2002年の設立以来、中国に進出した日本企業を中心に、数多くのクライアント企業の顧客接点を担い、営業サポートを行う中で、VCSが持つ高い人材育成ノウハウ、高品質のサービスを実現し、確実に成果をあげるマネジメントシステムなどが評価され、順調に業績を伸ばしてきた。その結果、既存のコールセンターのキャパシティを超える量の業務委託を行うようになり、これを機に、現在は3拠点に分かれているVCS本社、第一コールセンター(約250ブース)、第二コールセンター(約350ブース)を統合し、クライアント企業の高いレベルのご要望に応えられる環境を整備することになったもの。


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