〔2017/4/5〕キューアンドエー、個人向けサポートサービスにおいて、引き続きWindows Vistaのサポートを提供

 キューアンドエー(本社:東京都渋谷区、牛島祐之社長)は、マイクロソフトのWindows Vistaのサポート終了後も、キューアンドエーの個人向けサポートサービスにおいて、引き続きWindows Vistaのサポートを提供すると発表した。
 日本時間2017年4月11日、マイクロソフトはWindows Vistaのサポートを終了する。これと同時に、各メーカー(パソコンメーカー、ソフトメーカーなど)もWindows Vistaのサポートを終了する可能性があり、問い合わせ先がなくなり困るユーザーをサポートするためにも引き続きサービスを提供する必要がある。過去に発売されたOS(Windows 98、Windows 98SE、Windows Me、Windows XPなど)について、キューアンドエーの個人向けサポート窓口には、サポート終了後もさまざまな問い合わせが入っている。
 2014年4月9日にサポートを終了したWindows XPについては、サポート終了日翌日から12月31日までの約9カ月間で、合計452件の問い合わせがあった。 問い合わせ内容は、セキュリティに関する質問が42%を占めており、OS関連が29%、パソコンへの移行が15%、Microsoft Officeの使い方やトラブルシュートなどの一般的な質問が9%と続く。
 問い合わせ内訳から、OSのサポートが終了しても、80%以上のユーザーが利用中のセキュリティソフトが新しいOSも対応していないことや予算を理由に、パソコンの買い替えを躊躇しており、サポートの需要があることがわかる。
 そこで、キューアンドエーはWindows Vistaのサポートが終了する2017年4月11日以降も引き続きWindows Vistaのサポートを提供することにした。加えて、マイクロソフトがWindows Vista向けに公開している最新のWindowsアップデートが適応されているかを確認するなどのセキュリティ対策診断を行い、必要に応じて有償サポートを提案する。


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