〔2009/11/19〕IDC Japan、国内ビジネスアナリティクスソフトウェア市場予測を発表

 IDC Japanは、「国内BI/BA市場 2008年の分析と2009年~2013年の予測」を発表した。これによると、2008年の国内BAソフトウェア市場規模は、1241億2900万円で前年比成長率4.1%のプラス成長でした。
世界同時不況を乗り越えるために、企業のBAソフトウェアの活用は、ERP、CRM、SCMなどのトランザクションデータと連携したビジネスプラットフォームの構築や経営判断のための予見力強化の需要を背景に市場が拡大している。一方、2009年のBAソフトウェア市場は、多くの企業向けソフトウェア市場がマイナス成長に転ずる中、前年比成長率3.1%と堅調に推移するとIDCでは予測している。2008年~2013年のBAソフトウェア市場の年間平均成長率は7.5%で、2013年には1783億3600万円に達するとIDCでは分析している。
IDCではBAソフトウェアを機能セグメント別に、データウェアハウスプラットフォーム、BI(Business Intelligence)ツール、アナリティクスアプリケーションに分類して市場を分析しているが、国内BAソフトウェア市場はデータウェアハウスプラットフォームソフトウェアが全体の約43%を占めており、オラクルがBAソフトウェア市場全体でシェア24.2%を有し、首位を堅持している。


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