〔2017/7/5〕TMJ、“正社員化”を軸とした新人事制度を導入

 TMJ(本社:東京都新宿区、丸山英毅社長)は、2018 年4 月から新たな「職種・地域限定正社員制度」を導入すると発表した。
 TMJ では、多様な働き方を実現する就業環境を整備することで、誰もが安心して長く働き続けられる環境の提供に努めている。2015年4月から「職種・地域限定正社員」制度を導入し、一定の効果が得られたことから、今回新たな制度を加えた形で、現人事制度を改訂する。
 今回の導入により、センター管理者(以下、SV)職を主な対象に約800 名が「職種・地域限定正社員」へと移行し、長期キャリアの形成や人材育成機会の創出することで、社員1人ひとりが安心して長く働き続けられる環境を提供する。
 対象職種は、コールセンターのSV およびLSVまでだった職種の限定範囲を採用や研修トレーナーなど生産に関わる支援業務まで拡大。また、これまではセンター構築・運営を目指すキャリアパスでしたが、SV のままスペシャリストとしてキャリアを積めるよう設定。さまざまな職種、キャリア志向を持つ人材にも安定して働ける環境を整備した。
 適用エリアは、一部のエリア(札幌、岡山、北九州、福岡)に限定し導入、実施エリアにおいて採用に効果があることから、全国に適用エリアを拡大。各地域における事業活動と連動した人材育成に対応した。
 給与レンジは、これまでの基本給と業績賞与に加え、地域手当を新設。全国共通の給与形態に加え、物価水準など地域特性に合わせた手当を与える。地域内で競争力のある給与レンジを設定することにより、優秀な人材の定着による生産性向上と離職防止による採用コストの削減を図る。
 勤務形態は、小さな子どもを育てる主婦層や、親の介護をしている中高年層など、生活パターンが決まっている方にも働きやすいよう、短時間勤務を新設。今後、よりフレキシブルな勤務ができるよう中抜け勤務の導入も検討。地域特性や個々のライフスタイルを尊重し、ワークライフバランスを推進する。
 TMJ は、「with your style」をスローガンに、多様な働き方を実現する取り組みを推進し、誰もが志向に合った働き方ができる環境を目指していくという。


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