〔2017/7/26〕インターファクトリーとヤマトコンタクトサービス、9月から「コンタクトデスク・シェアリングサービス」を提供開始

 クラウドECプラットフォーム「ebisumart」を提供するインターファクトリー(本社:東京都千代田区、蕪木登社長)とヤマトホールディングス傘下でコンタクトセンター事業を行うヤマトコンタクトサービス(本社:東京都豊島区、田口祐子社長、以下:YCS)は、ebisumartで宅急便を利用するEC事業者向けに、2017年9月から「コンタクトデスク・シェアリングサービス」の提供を開始する。
 コンタクトデスク・シェアリングサービスは、ebisumartを利用するEC事業者に対し、YCSがコンタクトセンター業務を提供することで、EC事業者の業務負荷の軽減とCS向上を実現するサービス。今回のサービスでは、複数のEC事業者で問合せ窓口や電話回線のシェアリングが可能になり、サービスをリーズナブルに利用できる。また、ebisumartとYCS間でシステム連携をすることで、高いセキュリティを担保できる。
 スマートフォンやタブレットの普及拡大に伴い、多くのユーザーが時間や場所を問わずインターネット上で買い物をする中、販売チャネル拡大のためECサイトを開設する事業者が増えている。また、「注文した商品が届かないなど配送トラブルのあったECサイトは再び利用したくない」と考えるユーザーが約5割(YCS調べ)にものぼり、配送に関するユーザーへの対応が重要視されている。一方で、自社でコンタクトセンターを構築、運営するには多大なコストが必要で、集客や販促などに注力したい中小のEC事業者にとっては、CS向上が大きな課題となっていた。
 そこで、インターファクトリーとYCSが提携し、ebisumartとヤマト運輸の宅急便を利用するEC事業者向けに、2017年9月からコンタクトセンター業務をリーズナブルにアウトソーシングできるコンタクトデスク・シェアリングサービスを提供する。


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