〔2017/8/4〕丸紅情報システムズ、Cloud Speech API を採用したコンタクトセンター向け音声テキスト化サービスを提供開始

 丸紅情報システムズ(本社:東京都新宿区、伊吹洋二社長)は、 Google Cloud Platformのサービスパートナー契約を締結し、 Google Cloud Platform の Cloud Speech APIを採用したコンタクトセンター向け音声テキスト化サービス「MSYS Omnis」の提供を開始すると発表した。
 同サービスは、 Googleが提供する音声認識精度の高いGoogle Cloud Speech APIを利用し、MSYSが独自にコンタクトセンターでの利用シーンに合わせたカスタマイズを施したアプリケーションとして従量課金制のクラウドサービスにて提供する。
 従来、同等機能を導入する場合、サーバ構築などの期間を必要とし、導入には複数カ月が必要とされてきた。一方、同サービスは最短3週間での導入を可能としており、これによる導入コストの低減を実現させる。また、コンタクトセンターで利用される各電話交換機メーカーの製品に対応しているため、企業の環境に合わせたシームレスな連携が可能となる。
 MSYSはコンタクトセンターシステムと連携した音声テキスト化のニーズを持つ企業を中心に、初年度10セット、3年後に累計100セットの導入を目指す。さらに、今後MSYSは、Google Cloud Platform が提供する Cloud Vision API 、 Cloud Translation API 、感情分析、Cloud Natural Language API 、 Cloud Machine Learning Engine などの各種サービスを利用した連携も視野に入れ、コンタクトセンター業務で活用できる画像認識、翻訳、感情分析、自然言語理解、ディープラーニングをオムニスのサービスとして順次拡充してゆくことを検討している。


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