〔2017/8/9〕ベルシステム24、中国語対応に特化した専門チームを新たに発足し「チャイニーズ コンタクトセンター」サービスを開始

 ベルシステム24は、中国、台湾向けの越境ECや中華系インバウンド観光客の増加により、中国語でのお客様対応への需要に対応すべく、従来、各地のセンターに分散していた中国語対応機能を福岡のセンター内に一部集約し、中国語対応に特化した専門チームを新たに発足、「チャイニーズ コンタクトセンター」として、今月よりサービスを開始する。
 日本政府観光局によると、2017年1~6月の訪日外国人数は、1,375万人に上っており、うち中国および台湾からの訪日外国人の数は約557万人と全体の約4割を占めている。また、政府は東京オリンピックが開催される、2020年の訪日外国人観光客数の目標を4000万人としており、特に中国をはじめとするアジア地域からの訪日客数が順調に拡大するとみられている。
 このような中国語インバウンド需要の拡大に伴い、さまざまなサービスにおける中国語対応のニーズは、引き続き上昇傾向にある。また現在、国内企業による中国や台湾などに向けた「越境EC」が拡大しており、中国語での顧客対応は急務となっている。
 このような需要に対応すべく、分散していた中国語対応機能を福岡のセンター内に、10人規模のチームとして一部集約し、中国語(北京語・簡体字/繁体字)専用のコンタクトセンターサービス「チャイニーズ コンタクトセンター」を開始する。チャイニーズ コンタクトセンターでは、電話、メール、チャット、SNSでの対応が可能。また、店舗来訪者への中国語対応が必要な場合には、店舗来訪者と店舗スタッフの会話を、三者間通話によって同社コミュニケーターが通訳をするといった活用も可能。チャイニーズ コンタクトセンターは今後規模を順次拡大し、2020年までに100席規模のサービスを目指す。


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