〔2017/8/15〕プレステージ・インターナショナル、多言語コンタクトセンター、駆け付けサービスなどの運営サービスを提供開始

 プレステージ・インターナショナルは、多言語コンタクトセンターや駆け付けサービスをパッケージにした民泊運営サービス「民パック」の提供を開始した。
 民泊は、一般の民家に宿泊すること。現在、訪日外国人旅行者が2404万人(2016年推計)に達し、既存宿泊施設が不足しており、新たなビジネスとして民泊が注目されている。さらに政府が2020年までに4000万人の訪日外国人旅行者達成を掲げているため、民泊市場はさらなる拡大が見込まれている。
 しかし、民泊事業者の事業運営にあたっては、水漏れなど急な設備の不具合時や、その際の訪日外国人旅行者とのコミュニケーションに不安が残ることが予想される。そこで、同社が有する多言語対応が可能なコンタクトセンターの運営とプロパティアシスト(ホームアシスト)事業分野で培ったノウハウを活かし、サポート対応を提供することで民泊事業者の不安を解消する。
 サービス内容は、設備の簡易修繕手配や駆け付け修繕対応、トラブル時の多言語によるサポート対応など。また民泊事業のコンサルティングを行うビバシティ(本社:東京都港区、板垣和宏社長)がマンスリー運営のノウハウを活かした民泊の事業効率を高める情報提供を行う。さらに東京海上日動火災保険は、既存の火災保険では対象とならない民泊事業のリスクを保険でカバーする。これらサービスを会員向けパッケージサービス「民パック」として提供することで、民泊事業者に起こりうるリスクを減少させ、民泊事業者が安心して施設運営できるようサービスを提供していく。


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