〔2017/8/21〕ゾーホージャパン、太陽光発電のウエストエネルギーソリューション、クラウド型顧客管理サービス「Zoho CRM」を導入

 ゾーホージャパン(本社:神奈川県横浜市、迫洋一郎社長)は、太陽光発電を軸にしたグリーンエネルギー事業を展開するウエストエネルギーソリューション(本社:東京都新宿区、永島歳久社長)が、企業の業務効率化、コスト削減を支援するクラウド型顧客管理・案件管理サービス「Zoho CRM」を導入したと発表した。
 ウエストエネルギーソリューションが属するウエストグループの持株会社であるウエストホールディングスは、環境に配慮したリフォーム業からスタートし、現在は環境ビジネスをさらに発展させたトータルエネルギーソリューションに取り組んでおり、大型の太陽光発電所を全国約230カ所に設置し、太陽光発電をメイン事業に、エスコ事業(省エネCO2削減)や新電力の事業を行っている。
 今回、ウエストエネルギーソリューションの営業主力部隊が、Zoho CRMを導入。「情報入力の質に差がある」「報告漏れが発生する」などの属人化した問題が発生していた現場の情報管理を仕組み化し、質の高い顧客情報・営業情報の管理とリアルタイムの見える化・進捗把握により生産性向上を実現した。
 また、ビジネスを進める上で課題となりつつあった、提携先への情報共有の質も向上し、1人月分の工数削減効果が出ることに期待。今後はさらに、営業担当者やエリアごとなど契約率や売上高を見える化し、経営戦略に活用する予定で、営業担当者のインセンティブ制度の見直しなど、人事戦略まで広げる計画としている。
 ウエストエネルギーソリューションでは、当初はオンプレ開発も検討したが、ビジネスモデルの急速な変化に導入が追いつけないと判断して断念。「導入までのスピード」「営業スタイルに合わせた開発(カスタマイズ)性」「コストパフォーマンス」、さらに「導入支援」という4つの選定ポイントからZoho CRMを選択し、Zoho導入支援企業のデータサービス社とコミュニケーションを取りながら、自社の運用に合わせたCRMの構築を6カ月程度で完成させ、運用を開始したという。


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