〔2017/8/28〕キューアンドエー、2年連続、宮城県主催の「宮城県IT産業事務系人材育成事業」を受託
キューアンドエー(本社:東京都渋谷区、川田哲男社長)は、宮城県より「宮城県IT産業事務系人材育成事業」を受託した。これに伴い、2017年9月19日より、宮城県内在住の求職者へ向けた「ビジネススキルUP講座」を仙台市ならびに大河原町で実施する。2年連続3回目の開催であり、大河原町では初めての開催となる。
「ビジネススキルUP講座」は、宮城県居住者向けの就労支援施策。宮城県では従来よりIT関連企業の誘致を実施している。就業し働くうえで、ITスキルやコミュニケーションスキルの必要性は、より一層高まっている。そこでキューアンドエーは、これらのスキルを習得し就労に活かすための「ビジネススキルUP講座」を開催。従来は有料であったが、今回は無料での実施となる。
「ビジネススキルUP講座」には「BPOオフィス業務」「電話応対基礎講座」「コールセンター管理業務」の3つのコースがある。
「BPOオフィス業務」では、パソコンやインターネット、メールの使い方、ExcelやPower PointなどのMicrosoft Officeを基礎から学び、ビジネスシーンに応じた資料作成や見積もり作成ができるようになることを目指している。「電話応対基礎講座」では、コールセンターにおける顧客対応から一般事務職としての電話応対・スタッフマネージメントなどのコミュニケーションスキルを学ぶ。今回は、実際にコールセンターを見学する時間を設けている。また「コールセンター管理業務」では、コールセンターの管理者として必要な知識・戦略・マネージメント・クレーム対応・論理的思考能力を養う。
いずれのコースも最終日には就業支援ガイダンスがあり、修了基準に達した方へは宮城県知事から修了証が授与される。研修に加え就職活動に関する相談の時間を設けることで、就業に結びつきやすくなる。
さらに今年は、パソコンの操作に慣れておらず、講義についていけるか不安という方に向けて、パソコンの基本操作を学ぶ「パソコン操作はじめてコース」を新設した。希望者は「ビジネススキルUP講座」とセットで受講できる。
キューアンドエーは、コールセンター拠点にマナー研修の専任トレーナーを配置しており、これまでも就業体験セミナーやICT人材育成の研修を実施してきた。本講座では、知見をもった専任トレーナーが講師となり、研修を行う。