〔2017/8/30〕ベルシステム24、総務省主催のテレワーク・デイに参加したした社員に「テレワーク利用実態調査」を実施

 ベルシステム24は、総務省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、内閣官房、内閣府が推進する東京オリンピック・パラリンピック競技大会を契機とした働き方改革の国民運動「テレワーク・デイ」に参加した同社社員433名に「テレワーク利用実態調査」を実施した。
 今回の「テレワーク・デイ」において同社は、モバイル端末を活用した従来のテレワークに加え、経営会議のテレワーク実施や、これまでテレワーク実施経験のない社員への推進など、新たな取組を行った。同社が取り組む「働き方改革」のひとつ、時間と場所に制約を受けない働き方の実現において、テレワークの推進は重要であり、今後、同社のテレワーク推進活動の参考とするため、テレワーク・デイを含め、過去にテレワークの利用経験がある社員596人を男女および各年代に分けアンケートを実施した。
 テレワークを経験した社員の82%が「今後もテレワークを利用したい」と回答。男女問わず、最も重視する利用理由は「業務都合」。次点の利用理由では、女性は「育児・家事・介護」(23.4%)、男性は「通勤ストレス緩和」(17.2%)であった。
 本調査の結果、テレワークを利用する最も多い理由は、外出中の空き時間の有効活用や、集中して作業をしたいなどの「業務都合」(42.6%)であることがわかった。また、育児・介護などを理由に挙げるケースでは、「週に1回以上の利用」を望む傾向が見られる。
 「育児・家事・介護」の理由をさらに分解すると、「育児」は30代(59.6%)、「家事」は40代(60%)、「介護」は50代(50%)が多いという結果となった。
 本調査から、女性がテレワークを活用する理由は、家庭の事情によるもの、ということがわかる。また、フリーコメントでは「子どもにお帰りなさいを言ってあげたい」といった声も聞かれるなど、仕事と育児を両立する手段としてテレワークに期待をしていることがわかる。
 同社は、全従業員の約75%が女性であることから、今後も介護や育児など、従業員のワークライフバランスの多様化に対応し、時間と場所に制約されない働き方改革を推進していく。今後も、従業員の働きやすさに加え、今現在、働き先を探している人材が求めている勤務環境をマッチングさせる分析、制度整備を推進し、働き方改革を推進していくという。


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