〔2009/12/8〕テレマーケティングジャパン、米国最大手BPO企業との間で戦略的提携に向けた協議を開始

 テレマーケティングジャパン(以下、TMJ)は、BPO分野における米国最大手企業であるAffiliated Computer Services社(以下、ACS)との間で、今後、戦略的な提携に向けた協議を進めることに合意した。
ACSは、1988年に銀行のデータ処理会社として設立され、翌年から銀行以外の市場への進出を開始。その後、いくつかの企業を買収しながら、BPO分野における専門性を高め、現在では、一般企業や政府関係機関に対し、多岐にわたるBPOおよびITソリューションを提供している。2008年度の売上は約65億ドル、従業員が約7万6000人、世界100カ国にサービス拠点を持つグローバルBPOサービスの最大手プロバイダー。アジアパシフィック地域においては、約8000人の専門スタッフが、財務会計/人事/カスタマケア/IT/ヘルスケアソリューションと、多岐にわたるサービスを提供している。
今回の戦略的提携の最大の目的は、TMJと、TMJの子会社で、中国市場に対し事業を展開する日・欧・米系企業にコールセンター運営サービスを提供している益峰客戸関係管理(上海)有限公司(英語名Value Communication Services社(以下、VCS))、そして、ACSの3社が、互いにサービス提供エリアおよび、サービス領域を拡大すること。TMJとVCS、そしてACSの3社は、今後、互いのクライアント企業に対し、対外進出時のサポート体制を提供していく予定。具体的には、日本・中国に進出している(または進出を予定している)ACSのクライアント企業に対してTMJおよびVCSがサービスを提供し、同様に、米国・欧州に進出している(または進出を予定している)TMJおよびVCSのクライアント企業に対して、ACSがサービス提供を行うことが可能になる。また両社の戦略的な提携により、双方が培ってきたノウハウや技術を相互に活用することで、相互のクライアント企業に対し、より広範なコールセンター・BPO領域での、高品質で効率的なサービスの提供が可能となる。


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