〔2017/9/13〕電通デジタル、トランスコスモスと業務提携新会社「電通デジタルドライブ」を設立

 電通デジタルとトランスコスモスは業務提携し、企業のデジタルマーケティング支援業務の強化を目的に新会社「電通デジタルドライブ」(本社:東京都港区、齊藤寛樹社長)を設立した。
 企業におけるデジタル変革は急速に進んでおり、デジタルマーケティングツールの導入、さらに人工知能(AI)やビックデータの活用など、高い技術力や、豊富な運用力が必要とされている。そのような環境の中、データ、システム、クリエーティブを活用しデジタルマーケティングを実行する専門的な人材の必要性は増している。企業内におけるデジタルマーケティング領域のノウハウの蓄積や業務の体系化、体制強化などを求めるニーズは増えており、外部からの支援だけでなく自社内におけるオンサイトの業務支援が求められている。
 そこで、両社はデジタルマーケティング支援業務のバリューチェーン構築を目的とした業務提携を行うことにした。電通デジタルの強みである、電通グループ内のマーケティング手法を結集・高度化した“人”基点の統合フレームワーク「People Driven Marketing」を活用したより高度で精緻なプランニングと施策開発力、トランスコスモスの強みである、デジタルマーケティング運用における業務設計およびオンサイトとニアショア・オフショアセンターを連携させた大規模運用の豊富な実績など、両社の得意分野を融合し、知見・リソースを共有していく。これにより、戦略から実行まで一貫した体制を強化し、クライアント事業のさらなる成長を支援していく。
 また、新会社の共同運営を通じて、高度なデジタルマーケティングツールを活用したモデル構築や運用の業務標準化などにおけるパターンの開発、AIや認知技術を活用したRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)領域における新規サービス開発にも取り組んでいく。


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