〔2017/9/20〕ジュピターショップチャンネル、プライベートDMP構築にオラクルのセルフサービスBIを導入

 日本オラクルは、ショッピング専門チャンネル「ショップチャンネル」を運営するジュピターショップチャンネル(本社:東京都中央区、田中惠次社長)が、インターネット経由での販売促進を一層強化することを目的に、オラクルのクラウド型ビジネス・アナリティクス「Oracle Analytics Cloud」サービス群の1つであるデータ分析・可視化サービス「Oracle Data Visualization Cloud」を導入、顧客情報、受注情報、取引実績を中心としたプライベートDMP*を構築し、デジタル・マーケティング精度向上に活用していることを発表した。
 Data Management Platformは、コールセンターや実店舗、営業が持つ顧客情報や対応履歴といった自社の情報資産を主体とした、膨大なデータを活用するための基盤。
 ジュピターショップチャンネルは、1996年11月に日本で初めて生放送を取り入れたショッピング専門チャンネル「ショップチャンネル」を開局した。現在は24時間365日生放送、ケーブルテレビや衛星放送などを通じ、無料で全国2920万世帯にて視聴可能(2017年3月末現在)。また、ファッション、コスメ、家庭用品、健康グッズ、グルメ、家電など、世界中から厳選した商品を毎週約500アイテム紹介し、24時間注文することができる。
 同社では、コンタクトポイントの1つとしてインターネット経由の販売促進により注力するため、デジタル・マーケティングの精度向上のための顧客セグメント化とキャンペーン効果を検証するシステムを必要としていた。顧客情報、受注情報、Webサイトのトラフィック情報それぞれが分離しており、従来、ビッグデータに基づいて横断で顧客分析することは困難であった。また、大規模なシステム投資計画は時間がかかるため、迅速にマルチチャネルで顧客をセグメント化し、商品との相関分析に着手する必要があった。
 ジュピターショップチャンネルは、デジタル・マーケティングを推進するプライベートDMP構築に向け、Oracle Data Visualization Cloudの以下の特長を評価し、採用を決定した。
・数クリックで業務システム内のビッグデータ分析を行い、散乱したデータから効率的に隠されたパターンを素早く発見して共有したり、すぐに実行可能なビジネス上の洞察を導き出したりすることが可能
・IT部門のリソースなしに行うことができるため、ビジネス上の価値を導き出すまでの時間を短縮し、分析結果に基づいた施策の展開を迅速化
・クラウドサービスだけでなくデスクトップ版やサーバー版も提供しているため、用途や機密性に応じて導入/使い分けが可能


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