〔2017/10/20]トリノリンクス、上位顧客の買い控え警報サービスを提供開始

 通販コンサルティングとデータ分析サービスを提供するトリノリンクス(本社:東京都渋谷区、三田栄一郎社長)は、小売業が「商品やサービスを利用しなくなる兆候」を実績データから見つけ出して事業者に通知するサービス「ショッピング・アラート」を2017年10月23日より開始すると発表した。
 本サービスは、購買実績データを預かり、買わなくなる兆候が見られる上位顧客を特定し、その顧客番号や、買い続ける場合と買わなくなる場合との差異を分析し、予防効果の試算レポートを提供するサービス。また、オプションで買い控え予防の具体策の企画・制作・実施を代行するサービスも用意。
 小売業や通販・EC では、顧客の購買実績データを活用する動きは顕著だが、「買い控えを未然に防ぐ」取り組みは進んでおらず「買わなくなった後の対策」に終始しているのが現状。同社では、小売業・通販・EC 企業をさまざまな側面から支援する過程で、データ活用の方向性を「休眠後の対処」から「休眠前の予防」へのシフトを提唱し、多くの企業でその有効性を確認していた。
 利用料金は、24万8000円で、サービス開始を記念して、2017年10月23日~12月25日の申込み分まで、キャンペーン価格として、14万8000円で提供する。同社では、本サービスの初年度500社への販売を目指す。


PAGE TOP