〔2018/1/29〕ベリトランス、電話・FAX・はがき受注加盟店向けクレジットカード情報非保持化サービス「Pay TG」と2018年3月より連携開始

 デジタルガレージの子会社で、決済事業を手がけるベリトランス(本社:東京都渋谷区、篠寛社長)は、PCI-DSS準拠を促進するクラウドサービス「PCI DSS Ready Cloud」「Cloud Token for Payment Card」および「BIZTELコールセンター PCI DSS」を展開するリンク(本社:東京都港区、岡田元治社長)と提携し、2018年3月より電話・FAX・はがき受注加盟店を対象としたクレジットカード情報非保持化サービス「Pay TG」との連携を開始する。
 Pay TGは、リンクが貸し出す、PCI PTS認定済 CCT同等以上のセキュリティレベルの決済専用端末を利用することで、加盟店のネットワークを経由しない外回り決済を実現し、受注業務のフローを変更することなく、クレジットカード情報の非保持化を実現するサービス。
 加盟店で受注処理を行う際は、業務用PC上の受注管理システムなどに入力した取引情報をPay TG PCアプリへ手動入力するか、またはPay TG APIを利用し、USB接続されたPay TG決済専用端末に送信する。連携された取引情報をもとに、業務担当者がPay TG決済専用端末にクレジットカード情報を入力し決済処理を実施する。
 Pay TG決済専用端末に入力されたカード情報は、PCI-DSSに準拠したリンクのPay TG決済ゲートウェイセンターとベリトランスの決済サーバを介して処理されるため、加盟店のネットワークをクレジットカード情報が通過することなくセキュアに決済が完了する。
 ベリトランスでは、2012年より電話受注加盟店向けに、オペレーターを介さずに消費者が音声自動応答でクレジットカード決済を行う「IVR決済ソリューション」を提供してきた。今回のPay TGの提供で、加盟店によるクレジットカード情報の代理入力方式に対応することで、ベリトランスと契約の事業者は業務体制や業務フローなどに応じたクレジットカード情報非保持化ソリューションを選択可能になる。これらのソリューションに加え、2018年3月には、タブレット端末による新たなクレジットカード情報非保持化ソリューションの提供を予定している。


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