〔2018/2/25〕トランスコスモス、コンタクトセンターの会話ログを活用した広告配信を実現

 トランスコスモスは、クラウド型コンタクトセンタープラットフォーム「Contact-Link」とDMPサービス「DECode」を連携し、顧客との会話ログとマーケティングデータの一元管理を可能にした。蓄積した会話ログを含むマーケティングデータを広告配信に活用し、DECodeを経由して各アドネットワークに出稿する。
 企業に散在する複数のデータベースを統合し、システムを連携するのは非常に困難で、マーケティング活動を「自働化」する仕組みをつくるためには多大な時間と労力が必要。今回、Contact-Link と DECodeが連携したことで、Contact-Linkに蓄積されている電話・Webサイト・SMSなどにおける顧客との会話ログと、LINE・Facebook・Twitterなどの多様なチャネルから収集したオーディエンスデータなどを、DECode 内でひとつのマーケティングデータとして蓄積することが可能になった。これにより、これまではWebサイトでの行動履歴などを活用することが主流だった広告配信に、コンタクトセンターに蓄積された会話ログも活用することができ、DECode経由で各種アドプラットフォームに広告を出稿する。
 さらに今後は、各種チャネルからアクセスしてきた顧客ごとに、個別電話番号を払い出し、Cookie とコールデータを統合して、よりパーソナライズした広告配信データを作成する。トランスコスモスでは今後もチャネル統合型コミュニケーションを支援し、お客様企業のブランド価値向上・収益改善と消費者の満足向上・感動体験創出に貢献する戦略パートナーとしてサービスを提供していく。


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