〔2018/3/29〕プロディライト、クルーグとの事業譲渡契約を締結

 プロディライト(本社:大阪府大阪市中央区、小南秀光社長)は、1998年2月22日に民事再生手続の開始決定を受けたクルーグ(本社:兵庫県神戸市中央区、荒尾和宏社長)の事業再生を目的とした計画外事業譲渡について、スポンサー企業として同社より事業を譲り受けるべく、2018年3月28日に事業譲渡契約を締結したと発表した。
 クルーグはコールセンター構築用の電話の多機能化システムを開発し販売していたが、システム販売の低迷から売り上げ不振に陥り、開発費用に多額を要し業績が悪化していた。プロディライトとしては、クルーグの電話の多機能化システムの技術力を評価しており、クルーグのシステムの開発人員は、コールシステム開発にも対応できることから、同社コールシステム事業の受注拡大に向けた体制構築のなかで、稼働率改善による事業再生を果たすとともに、信用回復による既存取引先との取引拡大が可能と考えており、また、開発人員の柔軟な案件への配置によりコールシステム事業の収益力の最大化にも資するものと判断し、支援の意向を表明していた。
 本事業の譲受日は2018年3月1日となり、クライアントに対しては、新たな運営者であるプロディライトが引き続いてサービスの提供を行う。


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