〔2018/4/5〕あんしんサポート、夜間・休日受付電話の代行システム「メディカル・サポート」の運用開始

 高齢者世帯の安否確認を自動音声でかける「まごころ電話」サービスを行うあんしんサポート(本社:福岡県福岡市、古賀功一社長)は、夜間・休日受付電話の代行システム「メディカル・サポート」の運用を2018年4月より開始した。
 本サービスは、診療を必要とする患者や家族からの緊急連絡および訪問看護ステーション、調剤薬局などからの連絡に対し、医師に代わって同社コンタクトセンターの専門相談員が一次対応を行うもの。頻回な電話対応の切り分け作業を行い、不要不急の内容は翌日報告。看護師の方にも同様の対応を実施、医療機関における担当医と看護師の負担軽減を目的としている。
 コンタクトセンターのオペレーター(看護師など)は、「在宅医療機関名」で受付を行うため、患者様はコンタクトセンターを意識することはない。つまり、これまで夜間・休診日の緊急連絡先を院内電話から医師に転送している場合には、転送先をコンタクトセンターに変更するだけで利用することが可能となる。「強化型在宅療養支援診療所」の体制を構築する際、コンタクトセンターを利用することで一本化することができる。
 平成28年度、全国の在宅療養支援診療所1万4562カ所の管理者に同社が調査を行った結果、「医師が在宅医療を業として継続するにあたっての課題」について回答した人のうちの約8割近い診療所が 「24時間対応の困難さ」(75.3%)を挙げていることがわかった。


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