〔2018/4/13〕NECフィールディング、Windows 10 の導入から運用をトータルに支援するサービスを販売開始
NECフィールディングは、法人企業を対象にWindows 10 の導入における計画から導入、運用、保守までをトータルに支援するサービス「クライアントPCおまかせサポート」の販売を開始した。
本サービスは、Windows 10 の導入に関して、導入前、設計・構築、運用、保守のPCクライアントのライフサイクルにあわせて総合的にサービスを体系化したもの。同社が長年培ったノウハウを元に、Windows 10 を導入する際の課題を解決する「アセスメントサービス」、「WSUS構築サービス」、「アップデート評価検証代行サービス」の3つの新サービスを追加した。これにより、企業の環境に合わせて、最適なサービスを選択することが可能。本サービスの売上目標は3年間で300億円。
Windows 10 は、これまでのOSのように約3年間隔の機能改善や新機能追加ではなく、継続的にOSがアップデートされるスタイルになった。そのため、Windows 10 導入には、アップデート運用を考慮した導入計画が必要。
2018年10月にはWindows 7 搭載パソコンの出荷が終了する予定で、2020年1月にはWindows 7 の延長サポートも終了する。Windows 10 への移行タイムリミットが迫るなか、導入作業をスムーズに進めるためには、現状のシステムや環境の確認、洗い出しから導入スケジュール立案、アップデートプロセスの策定、アプリケーションの互換性検証などの計画、準備、検証そして全社的な展開が必要になる。また、展開後も同様のプロセスを定期的に実施することが求められる。
このように企業は、Windows 10 の導入に際してシステム全体の見直しが必要になる。今回の「クライアントPCおまかせサポート」は、それらの課題を解決するもの。