〔2018/6/13〕ジェネシス・ジャパン、PureCloudとオラクルのビデオ・コミュニケーション機能を連携

 ジェネシス・ジャパン(本社:東京都新宿区、細井洋一社長)は、オラクルのパートナー・プログラムであるOracle PartnerNetwork(OPN)に加入し、日本市場においてオラクルと協力し、Genesys PureCloudとOracle Enterprise Session Border Controller(以下、Oracle E-SBC)とOracle Communications WebRTC Session Controller(以下、Oracle WebRTC)ソリューションの連携を実現した。Oracle E-SBCとOracle WebRTCによって、ジェネシスPureCloudのWebRTCの技術を拡張し、音声に加え、ビデオ・コミュニケーションまで包括したクラウド・コンタクトセンターを提供する。
 ジェネシスとオラクルは、昨年10月にオラクル・クラウドとジェネシスPureEngageとの統合をリリースするなど、グローバルではソフトウェアからハードウェアまで幅広いパートナーシップを締結している。日本においてもグローバルでのパートナーシップをもとに、コンタクトセンターおよびカスタマーエクスペリエンスの分野において両社のソリューションを組み合わせたソリューションを提供していく。
 日本市場において、まず取り組むのがPureCloudとOracle E-SBCおよび Oracle WebRTCとの統合によるクラウド・コンタクトセンター・ソリューション。世界中のVoIPシステムを支えてきたオラクルの専用設計ソリューションと一貫したソフトウェア技術によって支えられた強固なセキュリティ機能によって、PureCloudの信頼性を高めるとともに、Oracle WebRTCソリューションとの連携によってPureCloudのWebRTC機能の利便性を高める。Webサイト上からアプリケーションのダウンロードなどの作業なしに、顧客はワンクリックで、音声やビデオを使ってコンタクトセンターのオペレーターと会話できるなど、利便性を向上する。ジェネシスとオラクルの通信業界向け事業部門Oracle Communicationsは、プレミアム対応による顧客体験の改善やテクニカルサービスにおける初回解決率の向上やサポート時間短縮など、ビデオを活用したカスタマーエクスペリエンスを向上するためのソリューションを、共同パートナーとともに提供していく予定。


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