〔2018/7/14〕センコーグループホールディングス、AIやロボットなどの次世代技術の開発やシステム販売などを行う新会社を設立

 センコーグループホールディングス(以下、センコー)は、AIやロボットなどの次世代技術の開発やシステム販売などを行う「イノバテックスタジオ」(本社:東京都江東区、瀬沼健吾社長)を設立した。
 センコーは、アームロボットや無人搬送機など、物流センターの省人化・機械化につながる設備を一部事業所で導入しているが、これをさらに加速し、AIを活用した業務の自動化・効率化の研究開発を本格化させるため、今年4月、「AI化プロジェクト」と「ロボティクスプロジェクト」(以下、プロジェクト)を設置した。
 イノバテックスタジオは、このプロジェクトの技術開発部門を法人化するもので、システム開発や販売などを行う。
 具体的には、トラックの運行効率を向上する自動配車システム、倉庫内のセキュリティを強化する顔認証システム、コールセンター業務などの問い合わせを自動で対応するチャットボットなどのシステム開発を行う。また、グループ以外にもこれらのシステムを販売するほか、各種アプリの開発や販売を行う。
 イノバテックスタジオの社名は、「イノベーション(革新)」と「テクノロジー(技術)」を融合した造語の「イノバテック」に、創造的なプロフェッショナルが集い、新たな価値を生む場所にしたいとの意味をこめた「スタジオ」を組み合わせたもの。
 新会社の社員は、AIの知見を持つ者や大手インターネット関連企業の社員など、国内外から広く集めており、今後も国籍を問わず優秀な人材を確保し、次世代技術の創出を進める考え。


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