〔2018/8/23〕トランスコスモス、コンタクトセンターにおいて音声認識ソリューション「transpeech」を提供開始

 トランスコスモスは、提供するコンタクトセンターサービスにおいて、音声認識ソリューション「transpeech」の提供を8月より開始した。transpeechの音声認識エンジンには、パートナー企業であるアドバンスト・メディアが提供する「AmiVoice」を採用し、トランスコスモスのコンタクトセンター運用ノウハウと組み合わせることでクライアント企業の要望や運用視点で抽出した課題に対応する。2018年度中に、30社への導入を目指す。
 昨今、コンタクトセンター業界では人材採用難に対する取り組みのひとつとして、AIやRPAなどを活用した業務効率化の要望が高まっている。そこでトランスコスモスでは、次世代デジタルコンタクトセンター構想として、2017年からコンタクトセンターの現場における音声認識AIのR&Dに本格着手し、自動応対品質評価や機械学習予測モデル構築などの実証実験を成功させながら経験とノウハウを蓄積してきた。
 transpeechは、それらの実績をふまえて提供を開始するもので、音声認識環境の導入から運用までをワンストップで提供し、コンタクトセンターの品質向上と業務効率化を促進する。サービス開始にあたり、音声認識に精通した専任部署を発足し、クライアント企業の要望や運用視点で抽出した課題への対応、オペレーションの現場に定着する音声認識環境の導入を支援する。音声認識エンジンのAmiVoiceの大規模な利用環境を用意することで、初期構築にかかる費用を約60%削減し、導入期間を大幅に削減することが可能。トランスコスモスがコンタクトセンター運用サービスを提供するクライアント企業向けに導入を推進していく。


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