〔2018/9/19〕ベクスト、コンタクトセンター向け自動要約ソリューションのAPI版を提供開始

 ベクスト(本社:東京都品川区、石井哲社長)は、これまでにコンタクトセンター向けの高精度な自動要約システム「VextResume ver3」を提供してきたが、この度、この要約機能をAPI化した「VextResume API版」の提供を開始した。
 近年、AIの実務現場での活用が進む中、AI学習データに用いる情報源として、コンタクトセンターの応対履歴の重要性が高まっている。また、音声認識技術向上に伴いさまざまな音声認識ソリューションが登場したことで音声認識テキストの利活用を進める企業が増え続けている。しかし、既存の自社システムと新規導入システムを併用する際に、システム同士が分断されていることが現場活用を進める上での課題となっていた。
 VextResume API版を利用することで、CRMシステムなどの外部システムとの自動連携が可能になる。これにより、従来は分断されていたシステム同士が途切れなく連携することで、応対履歴作成の完全自動化が可能となった。要約結果の作成には機械学習を基にした独自の会話分析技術(特許取得済)を用いており、精度の高い応対履歴の作成を実現している。また、VextResume API版を既存の自社システムに組み込むことで、より業務に適した運用が可能となる。
 今後、ベクストでは、メンテナンスの完全自動化を目指し製品開発を進めていく予定。


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