〔2018/9/18〕モビルス、国内初、チャットボット学習の手間を半減させる「モビコンソール」を開発

　チャットボットなどAI技術を活用したコミュニケーションプロダクトを開発するモビルス（本社：東京都品川区、石井智宏社長）は、国内初のチャットボットPDCA学習プラットフォーム「モビコンソール」を新たに開発した。
　モビコンソールは、チャットボット向けのAI教師データ管理、継続的な学習（チューニング）を支援するプラットフォームで、一般的な学習フローに比べて最大50%程度の効率化を可能にする。
　これまで、チャットボットの教師データ作成や回答精度の向上は、多くの場合、専門のコンサルタントやエンジニアに頼らざるを得なかった。モビコンソールは、そのような専門家によるAI学習プロセスやデータチューニングのノウハウを分析、そのエッセンスを機能化することで、AIを専門としない企業の担当者でも、自らPDCAベースでチャットボットを賢くしていくことができるAI学習プラットフォーム。
　2018年10月より、一部の基本機能が利用可能なモビコンソールβ（ベータ）版を月額10万円のトライアル価格にて提供開始。また今後、協力ユーザーからのフィードバックをもとにアップデートを進め、2019年1月を目途に正式版（価格未定）をリリースし、3年以内に、チャット対応・チャットボットのハイブリッド対応をするコンタクトセンターや、チャットボットの導入を支援するコンサルティング企業などをターゲットに100社への導入を目指す。