〔2018/9/20〕SAS、新マーケティングソリューションを発表

 SAS Institute Japan(本社:東京都港区、堀田徹哉社長)は、企業内部のデータベースやチャネルシステム、さらに外部パートナーとシームレスに連携する新たなマーケティングソリューション「SAS Customer Intelligence 360」を発表した。
 同社のマーケティングソリューションである「Customer Intelligence」は、6つのモジュールから構成されている。このうち、基本ソリューションであるデジタル・マーケティング「SAS Customer Intelligence 360 Engage」、アクセスログ解析「SAS Customer Intelligence 360 Discover」、クロスチャネル・キャンペーン管理「SAS Marketing Automation」、オペレーション管理「SAS Marketing Operation Management」をSAS Customer Intelligence 360に統合、機能強化し、ハイパー・コネクテッド・マーケティング・オートメーションを実現する。
 具体的には、一般的なMAソリューションがサポートするメールやWebサイトなどのデジタル顧客接点にとどまらない、営業店やコールセンターといったオンプレミスの顧客接点システムとのリアルタイムな連携。すべての顧客接点を横断することで、カスタマージャーニーに沿った一貫性あるコミュニケーションを行う。
 またSAS Customer Intelligence 360では、これまで個別に提供されていたソリューションを1つの管理画面から呼び出すことができるようになった。キャンペーン開発と承認のワークフローから業績管理・最適化まで、マーケティングのPDCAサイクルで求められるすべての機能を1つの統合管理ツールで簡易に操作できる。
 これにより、複数ツールの使い分けやスキルの習得、ツール間の「つなぎ」を意識せず、より効率的かつスピーディーなPDCAサイクルの運用を行える。そのためマーケターは、多数のカスタマージャーニーを実行しながら改善策を実施していくことが可能だ。


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