〔2018/10/2〕ベルシステム24、就業支援を行うことで即戦力化する施設を池袋に開設

 ベルシステム24は、従来の採用基準においてスキル不足により採用を見送っていた人材を確保し、コンタクトセンター業務に必要なコミュニケーションやタイピングといったスキルなどを就労前に教育をすることで即戦力化する就業支援施設「SUDAchi(すだち)」を、同社の池袋センター内に開設した。
 SUDAchiに通う就労準備者は、準備期間中においても給与の支払い対象となる。また、教育を担当するSUDAchiのトレーナーとの密なコミュニケーションにより、就労前に業務内容や企業文化を理解することでき、スムーズな就労開始が可能となる。SUDAchiは、2017年10月よりテスト運用を開始しており、就労準備を行った約60名が実業務に就いているが、充分な事前準備により業務や就業環境とのミスマッチが抑止されることで、通常の採用者よりも高い定着率を示している。
 SUDAchiでは、多言語対応のコンタクトセンターでの就労を希望する外国人などの幅広い人材が、タイピングや模擬電話対応など、必要なスキルを体系的に学ぶことができるカリキュラムを提供している。卒業生からは「日本語のタイピングを習得でき、不安を感じずに業務に就く事ができて良かった(外国人)」「座学だけではなく実践的に電話対応を学ぶことができるのが良い」といった声が上がっている。また、就業前にSUDAchiでのコミュニティが形成され、就労時に上司・同僚以外にさまざまな悩みを相談する相手ができることも、良い効果を生んでいる。


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