〔2018/10/15〕エーアイスクエア、横浜銀行のコールセンターにおけるAI対話要約の実証実験開始

 エーアイスクエア(本社:東京都千代田区、石田正樹社長)は、コンコルディア・フィナンシャルグループの横浜銀行のコールセンターにおいて、AIを活用して対話テキストを要約する「AI対話要約」に関する実証実験を開始すると発表した。
 本実証実験では、音声認識エンジンによってテキスト情報に変換されたコールセンターでの顧客とオペレーターの会話の内容を、エーアイスクエアが提供する要約ソリューション「QuickSummary +」を用いて、容易に活用できる情報に要約するもの。このことにより、コールセンターでは、顧客との通話終了後の応対履歴の登録をはじめとした、後処理時間の削減という「業務効率化」に加え、問い合せの主旨の抽出に顧客ニーズの把握を通じた「今後のサービス改善」を実現することができる。
 横浜銀行では、本実証実験の結果を踏まえて、音声認識・対話要約などの技術と顧客管理基盤をシームレスに連携し、コールセンター高度化の取り組みを加速することを計画している。
 また、今後、両社は自然言語処理技術・テキスト解析技術を中心とする各種AI技術を活用して、豊かなユーザーエクスペリエンスの提供に取り組んでいくという。


PAGE TOP