〔2018/11/29〕ペガシステムズ、Microsoft Azure上で金融機関向けマーケティングプラットフォームを提供開始

 ぺガジャパン(本社:東京都千代田区、渡辺宣彦社長)は、日本国内における金融機関向けソリューションとしてマーケティングプラットフォームの提供を開始した。
 日本マイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム Microsoft Azure(以下、Azure)とPegaを連携させ、金融機関のSoE(Systems of Engagement:顧客とのつながりを構築するためのシステム)を加速させるマーケティング分野におけるサービス提供の強化を図っていく。
 一般的なマーケティングオートメーションは、顧客を一定のルールに基づいて分類したセグメントベースでのメールまたはWebサイトを介したアウトバウンド型のマーケティングが中心であり、必ずしも顧客が求めている提案を提供できていない。一方、Pega Marketingは顧客行動の変化を即座に分析し、リアルタイムで顧客が求めている情報やサービスの提案(Next Best Action)を実現する、インバウンド型のマーケティングソリューション。ペガジャパンのAI機能であるCustomer Decision Hub (CDH)により、顧客に関わるさまざまなデータを分析し、最適なチャネル活用と最適な顧客への提案タイミング(Next Best Moment)でのマーケティング活動を実現する。これにより、顧客の期待をはるかに超える対応が可能となり、ビジネスチャンスを逃さず顧客価値を最大化する。なお、CDHではビジュアルなUIツールを用いた分析ロジック開発を可能としているため、企業はデータサイエンティストを新たに雇用することなく、ビジネスユーザー自らがAI/機械学習からのデータ分析結果をマーケティング活動に適用することが可能となる。また、Pega Marketingはマーケティング業務の自動化に留まらず、基盤であるPega Platformによって、マーケティングのような顧客接点となるフロント業務と、顧客の要望を処理するバックオフィス業務をシームレスに連携し、業務の最初から最後までエンドツーエンドでの自動化を実現する。


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