〔2018/12/20〕オリックス銀行、RPAを投資用不動産ローンなどの入金案内業務に導入

 オリックス銀行は、個人顧客を対象とする投資用不動産ローンにおける返済金などの入金案内業務に、グリーン・シップ(本社:東京都千代田区、田中明子社長)が提供するRPAによるクラウド型自動架電システム「ロボットコール」を導入したと発表した。
 ロボットコールは、オペレーターに代わって、ソフトウェアを活用した自動音声電話により大量の架電業務を行うシステム。入金案内を必要とする顧客を対象として、同社があらかじめ作成したトークスクリプトに沿って自動架電する。顧客がガイダンスに合わせて必要事項を入力すると本人確認が完了し、個々の顧客の状況に応じて引落日などの案内を行う。
 オリックス銀行は現在、オペレーターによる入金案内業務を行っている。本システムの導入により、オペレーターの顧客への入金案内業務にかかる所要時間は、年間約1440時間から10分の1以下に減少することを見込んでいる。一部の架電業務を自動化することによって捻出される時間や人員を、顧客へのコンサルティングなどに充てることで、顧客満足度のさらなる向上を目指す。


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