〔2019/2/4〕キューアンドエー、国税電子申告・納税システム「e-Tax」のサポートを開始

 キューアンドエー(本社:東京都渋谷区、川田哲男社長)は、国税電子申告・納税システム「e-Tax」を使用する個人顧客向けに、2019年2月18日より、電話やリモート(遠隔操作)でパソコンやスマートフォンなどの端末設定を行うサービス「e-Taxサポート」を開始すると発表した。
 e-Taxは、国税電子申告・納税を行うことができる国営オンラインサービスシステム。国税庁はe-Taxの普及を推進しており、ICTを利用した所得税申告数は年々増加傾向にある。2019年からはより一層電子申告が簡素化され、マイナンバーカードを取得していない方でもオンラインで提出することが可能になる。また、スマートフォン専用の作成画面も用意されるようになり、スマートフォンで確定申告が完結できるようになっている。
 キューアンドエーは、2014年より「e-Tax」サポートを行っており、毎年e-Taxの設定に関する問い合わせが寄せられている。設定やe-Tax画面が正常に表示できないというトラブルが多く、そのほとんどはWebブラウザーやAdobe Acrobat Reader DCのバージョンが古いことや、OSが対象外であることに起因していた。2019年からは、マイナンバーカードを取得していない方でも税務署から発行されるIDとパスワードがあればスマートフォンでも確定申告の書類を作成・送信できるようになるため、新たな申告方法に関するお問い合わせの増加が見込まれる。
 そこで、キューアンドエーが行うe-Taxサポートでは、e-Tax利用に必要なパソコンやスマートフォンの事前準備の相談や、設定時のトラブル解決などを、電話/リモート(遠隔操作)にてサポートする。
 また、e-Tax では確定申告のデータが端末内に保存されることから、端末の取り扱いにも注意が必要であり、e-Taxの利用前には「セキュリティ診断」の実施を推奨している。診断の結果、万が一偽セキュリティソフトやマルウェアへの感染、セキュリティの欠陥があった場合は、必要に応じて適切なサポート内容の提案を行い、要望があればその場で「偽装ソフト駆除サポート」や「個人情報流出対策サポート」などの有償サポートも可能。


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