〔2019/2/12〕ベルシステム24、スプリームシステムとCRM事業で業務提携

 ベルシステム24ホールディングスとスプリームシステム(本社:東京都豊島区、佐久間卓哉社長)は、ベルシステム24の電話・Eメール・SNSなどによるマルチチャネルのコンタクトセンター業務および、ビジネスプロセスアウトソーシング業務(以下、BPO業務)と、スプリームシステムのAIを活用した分析・ターゲティング機能を持つマーケティングオートメーション(以下、MA)ツール「Aimstar」を融合し、顧客(消費者)対応から分析、マーケティング支援そして顧客戦略の高度化までを一貫して支援する新たなCRM事業の確立を目指し、戦略的業務提携を締結した。
 ベルシステム24とスプリームの機能を融合することで、多様なチャネルから寄せられた顧客の声を一元的に集約・分析し、最適な顧客アプローチシナリオおよびマーケティングプランを立案・実行することが可能となる。両社の得意分野を融合することで、各工程がシームレスに連携し、高速PDCAを実現する新たなCRMソリューションの提供が可能となる。
 また本提携においては今後、デジタルマーケティング、アナリティクス、IoT、その他先端科学技術の活用に関する事業を共同で拡大し、新しい価値を提供するサービスの開発や、海外市場へのサービスの提供に向けた取り組みを進めていく。
 ベルシステム24は、コスト削減中心の視点を超えた、クライアント企業のマーケティングパートナーへの進化を目指して、顧客への最適なコミュニケーションを提供すると同時に、クライアント企業の新しいビジネス価値を創造する先進的なプラットフォーム「Advanced CRM Platform」の提供を進めている。強力なMAツールを持つスプリームとの業務提携により、Advanced CRM Platformの強化をさらに加速するとともに、同社および連携企業の持つクライアント企業群に対して、本提携を通じた新たなサービスの提供を強力に推進していく。
 スプリームは、2001年から17年にわたりAimstarの開発を継続しており、顧客ニーズに対応した新機能開発に取り組んできた。AimstarにはMA機能のみならず、業務ノウハウを含んだ多彩な分析機能、データマイニング・機械学習機能が含まれており、国内の主要なBtoCダイレクトマーケティング企業に導入されている。ベルシステム24との業務提携により、同社の豊富な顧客基盤に対するサービス提供の機会を得ると共に、Advanced CRM PlatformにAimstarを組み合わせることで、DBマーケティングへの取り組みが進んでいるダイレクトマーケティング以外の多様な業態の企業にも、データ分析・AIソリューションを展開していく。


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