〔2019/2/22〕NTTマーケティングアクト、訪日外国人9割以上の利用言語をカバーする多言語AIチャットボットの提供

 NTTマーケティングアクト(本社:大阪府大阪市、横山桂子社長)が、アクティバリューズ(本社:東京都渋谷区、陳適社長)と連携し提供する多言語AIチャットボット「talkappi」について、沖縄ツーリスト株式会社(以下、OTS)に初採用され、同社のレンタカー事業ならあびにOTA事業サイトにおいて運用を開始した。
 talkappiは、多言語(日本語、英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語)に対応し、訪日外国人9割以上の利用言語をカバーできる。また、テキストによる問い合わせに対して、AIを利用し高い精度で自動応答。Webブラウザだけなく、FacebookやLINEといったSNSサービスで対応可能。AIチャットボットが回答できない場合やトラブル時の緊急を要する対応が必要な場合は、有人によるチャット対応に移行できる。LINE連携により、クーポン券などをプッシュ配信(今後実装予定)。
 OTSは、1958年の創業以来、「地域に根差し 世界にはばたく」をモットーに、国内外で事業を展開し、特にレンタカー事業とOTA事業において、顧客体験の向上に力を入れている。訪日外国人へ、必要な情報をいつでも提供できる新たな情報提供手段を検討されており、今回、特に台湾の顧客の大半が使用する繁体語の対応が好評で、多言語対応AIチャットボット「talkappi」の導入を決定し運用開始した。
 スマートフォンなどからの位置情報を取得し、位置情報に応じた近くのホテルやレンタカー営業所の情報も、チャットボットで提供可能。
 今後、更なる顧客体験の向上をめざし、OTS基幹システムとAPI連携することにより、レンタカーやホテルの利用の問合せ・予約・料金の精算などをチャットボット上で行うシームレスな環境を提供する予定。また、天気アプリケーションや旅行情報アプリケーションとAPI連携し、各種観光コンテンツを起点とした観光客の周遊促進に向けたチャットボットの高度化も予定。


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