〔2019/3/25〕オウケイウェイヴ、東京証券取引所の「JPXサービスデスク」にAIチャットボット「OKBIZ. for AI Agent」を提供開始

 オウケイウェイヴは、東京証券取引所に設置されている「JPXサービスデスク」(回線や売買系システムなどの利用申請、問合せ窓口)に対し、同社のAIチャットボット「OKBIZ. for AI Agent」の提供を開始した。
 東京証券取引所「JPXサービスデスク」に提供を開始したOKBIZ. for AI Agentは、同社独自開発のAI「KONAN」を搭載し、自動応答を行うチャットボット。OKBIZ. for AI Agentは、キーワードや文章などで顧客の質問を受け付け、FAQの回答データベースを自動検索し、質問内容に対応する回答文を表示する。OKBIZ. for AI Agentに搭載するAI「KONAN」は、同社が運営するQ&Aサイト「OKWAVE」に蓄積した3,600万件以上の「質問」と「回答」で構成されたさまざまなジャンルのQ&Aデータを、日米で取得した特許技術(特許番号 第5885689号)をはじめとする当社独自技術を用いて機械学習し、一般的な単語の関連性やさまざまな言い回し、悩みと解決策の関連性をあらかじめ知識化して保持している。これにより、入力されたキーワードだけではなく、文章での問い合わせであってもFAQの回答データベースの中から自動応答ができるため、顧客は素早く簡単に必要な情報にたどり着くことができる。
 東京証券取引所では、証券会社、システム開発ベンダーからの回線や売買系システムなどの利用申請、問合せ窓口としてJPXサービスデスクを開設し、同社のFAQシステム・OKBIZ. for FAQを活用し、FAQによるサポートコンテンツの拡充を図ってこられた。OKBIZ. for AI AgentはOKBIZ. for FAQにて管理されたFAQデータベースの中から最適なFAQを回答候補として抽出し自動応答する仕組み。FAQを回答データベース(ナレッジ)として一元管理できることと、OKBIZ. for AI AgentのAI回答精度、OKBIZ. for FAQとの連動性などを評価いただき、導入に至った。


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