〔2019/5/16〕キューアンドエー、4年連続で「宮城県警察サイバーパトロール・モニター」を受嘱

 宮城県仙台市に主要コンタクトセンターをおくキューアンドエー(本社:東京都渋谷区、川田哲男社長)は、警察庁が推進する「サイバー防犯ボランティア活動」に賛同し、4年連続で「宮城県警察サイバーパトロール・モニター」を受嘱した。サイバーパトロールの受嘱企業として、2019年5月16日より「サイバーパトロール隊」を始動する。
 宮城県警察では、2007年よりサイバー空間の安全確保を目的とした、インターネット内(サイバー空間)の違法・有害情報の監視活動を官民一体で行っている。近年、TwitterやLINEをはじめとしたコミュニティサイトでの青少年に対する犯罪やトラブルが全国的に年々増加しており、児童ポルノや薬物の売買などの犯罪に青少年が巻き込まれないように監視し、未然に防ぐ活動が急務となっている。
 2016年度より、キューアンドエーは自社事業で培ったテクニカルサポートの知見を活かし、仙台に在籍するサイバーパトロール隊を編成し、CSRの一環としてサイバーパトロール活動を行っている。特にSNSを中心とした児童被害が増加していることから、県警が2018年7月~9月に実施したTwitterの集中パトロール期間に前年比約4倍の200件の通報を実施した。
 2019年度も、インターネット内の違法・有害情報の監視活動を継続して実施する。SNSによる児童買春および児童ポルノの被害が依然として多いため、本年度はTwitter以外のSNSへも監視活動を広げ、インターネット利用者の防犯意識向上および児童被害の削減を目指しパトロールを強化する。監視活動においてはRPAの導入を検討しており、定型作業を自動化することにより、これまで以上に広範囲な監視且つ効率的な通報を行い、被害防止に繋げられるよう努めていくと言う。


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