〔2019/7/17〕インタープレイテクノロジー、アプリインストールなどの必要なしにスマートフォンを遠隔操作可能にするシステムを提供開始

 インタープレイテクノロジー(本社:東京都港区、高橋眞之助社長)は、専用のSTBとUSB接続するだけで、事前にアプリのインストールなしにAndroidスマートフォンを遠隔操作・設定できる「InterPlayMDM」を提供開始した。現在、Androidスマートフォン・タブレットのみに対応しているが、今年度中にiPhoneなどのiOSスマートフォン・タブレットにも対応予定。
 一般的なMDM(Mobile Device Management、以下MDM)は、あらかじめ専用のアプリをインストール済みの端末を遠隔操作するもの。InterPlayMDMも、もちろんあらかじめアプリをインストール済みのSTBの遠隔操作に対応している。それに加えてInterPlayMDMは、事前にアプリをインストールしていない端末でも、専用のSTB(あらかじめInterPlayMDM用のアプリをインストールした上記のSTB、以下「専用STB」)とUSB接続することで遠隔操作が可能になる。これにより、突然来店された顧客のスマートフォンを専用STBに接続して、遠隔操作で端末状況を確認したり、アプリのインストールやシステム設定の変更などを行うことが可能。さらに、WebRTCを組み合わせることで、顧客と対面でTV電話によりコミュニケーションを取りながら端末を遠隔操作することが可能なので、よりわかりやすくサポートすることが可能。
 また、専用STBの遠隔操作については、ニーズに合わせて各種サービスを自由に創成できるフレームワーク「InterPlay Elastic Framework」に組み込まれるので、機器のトラブルを遠隔でサポートすることはもちろん、ソフトウェアやコンテンツの更新により、サービスの運用レベルを大きく引き上げることが可能。
 今後、インタープレイテクノロジーでは、InterPlayMDMを従来のInterPlay Elastic Framework販路へ展開すると共に、携帯電話販売店や各種コールセンター、MVNO事業者などに積極的に販売していく。


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