〔2019/9/11〕スワローインキュベート、パナソニックの特許技術を活用した「音声感情認識AI」を提供開始

 スワローインキュベート(本社:茨城県つくば市、大野寿和社長)は、 パナソニックの特許技術を活用した「音声感情認識AI」を開発し、「SDK(ソフトウェア開発キット)」「Web API」ならびに、ホームページ上で手軽に精度検証のできる「トライアルWEBアプリ」などの提供を開始した。
 音声感情認識とは、会話などの音声データから感情の種別を解析するもの。音声感情認識AIは、パナソニックの特許技術を活用し開発したスワローインキュベート独自の技術であり、音声データから「怒り(Anger)」「喜び(Happy)」「平静(normal)」を検出することができる。
 今回のリニューアル版では、ユーザーから得られた意見・要望を基に、新しいアルゴリズムを開発した。これにより、精度と操作性を高めた。
 言語に依存しない「音響解析型」を用いた独自のアルゴリズムを採用している。教師データが不要であるほか、外国語も解析できる。「ノイズ・音割れ検知」や「発話区間の動的解析」などの技術も実装している。感情を誤って認識する誤検出率は、5.91%と低く抑えている。
 提供形態として、SDK、Web API、コールセンター向けの実証実験パッケージソフトの3つを用意している。また、トライアルで利用できるWeb APIと、トライアルで利用できるWebアプリケーション「トライアルWEBアプリ」も用意した。トライアルWEBアプリは、PCから音源をアップロードして使えるほか、サンプル音源も用意している。 
 


PAGE TOP