〔2019/9/10〕TIS、音声対話AIでコールセンターの一次対応を自動化する「電話自動応答サービス」を提供開始

 TISは、一次対応をAIで自動化することで、コールセンターでの定型業務の比率を削減し、有人で対応すべき業務への人的リソースの割り当てを可能にする「電話自動応答サービス」を、音声・対話AIサービス「COET」のラインナップとして提供する。
 同サービスは、コムデザイン(本社:東京都千代田区、寺尾憲二社長)のクラウド型CTI「CT-e1/SaaS」と連携させてコールセンターや企業内ヘルプデスクに導入する月額課金型のクラウドサービスだ。TISのチャットボットやスマートスピーカーの開発で培った自動対話や音声応答の技術を活用して、コールセンターなどの一次対応を音声対話AIに代行させることができる。
 電話自動応答サービスは、連携インターフェースを持つCT-e1/SaaSのコールシナリオに組み込んで利用することができ、オペレーターが行う電話応対を音声対話AIが部分的にサポートする協調型のシナリオを作成することが可能になる。
 同サービスには、標準機能を低価格で利用できるマルチテナント型プランと、機能やシステム構成のカスタマイズが可能な専有環境型プランがあり、マルチテナント型プランは、申し込みから通常1~2週間で利用を開始できる。提供価格例は、マルチテナント型プラン(5回線/月間1,000コールの場合)、初期費用が30万円、月額費用が12万5000円。


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