〔2019/9/13〕ベルシステム24、CSRを学ぶ社員研修の一環として、障がい者とともに働く「Kids & Family Chocolate Academy」を実施開始

 ベルシステム24ホールディングスは、障がい者が働く事業モデルを創出し多様な就労支援事業を展開する久遠チョコレート(運営:一般社団法人ラ・バルカグループ本社:愛知県豊橋市)と共同運営する愛知県豊橋市のチョコレート工場にて、8月20日、未就学児から小学生までの子供を持つ社員に向けた「Kids & Family Chocolate Academy」を実施した。これは、同社の推進するCSR社員研修の一環として企画したもので、今後は、役員や新卒入社社員をはじめとする社員向けの研修に組込むなど、「CSRを学ぶきっかけ」を継続して提供していく予定。
 全国で約3万人を超える社員が勤務する同社では、企業理念として「多様な人材が、楽しく、安心して働ける、人に優しい職場(コミュニティー)の創出」を掲げている。そのシンボルの1つとして、2018年11月、愛知県豊橋市に「チョコレート工場」を開設した。現在、障がい者7名を含む、計10名の社員が就業している。また、同社のCSR方針では、社員を最重要ステークホルダーの1つと捉えており、今回のような障がい者社員とのコミュニケーションの機会を設けることで、企業理念への社員のさらなる理解浸透を目指す。
 また、工場を共同運営する久遠チョコレートは、サスティナブルチョコレートの使用により、児童労働撲滅、フェアトレード、環境保全などの社会課題改善を目指している。
 Chocolate Academy当日は、本物のカカオを使った講義や作業見学によるチョコレートのプロセス講座があり、製造体験では、障がい者社員が先生になって子供達をサポートした。でき上がった商品は実店舗に陳列し、親子販売体験を行っている。


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