〔2019/12/2〕コールナビ、在宅コールセンターで、スマートフォンでコール業務ができるシステムを試験導入

 Wiz(本社:東京都豊島区、山崎俊社長)の子会社、コールナビ(本社:東京都渋谷区、山本桂社長)は、在宅コールセンター「コールシェア」において、ユーザーが所有しているスマートフォンでコール業務ができるシステムを2019年12月より試験導入すると発表した。
 マイスマホシステムは、コールナビが用意した電話番号での発信がマイスマホから可能。ユーザーに通話料の負担はないが、一般的なSNS通話と同程度の通信量が発生する。顧客情報は、セキュリティのかけられた専用システムを使用することによって、厳重に保護される。
 クラウドソーシングが急速に普及する中、特別なスキルや知識がなくても高額な報酬を得ることが可能な在宅コールセンターは、ユーザーにとって参入障壁が低い在宅ワークと言える。事実、コールシェアでは4000人ものユーザー登録者がいる。しかしその一方で、通話品質を担保するために、ユーザー宅内の通信環境や業務端末の性能に一定の水準が求められるなど、環境障壁は依然として存在していた。
 コールシェアでは、スキル的な参入障壁だけではなく、環境的な参入障壁を取り除き、より多くのユーザーに在宅ワークの提供を可能とするべく、マイスマホで稼働ができるシステムを試験導入することにした。


PAGE TOP