〔2019/12/9〕ブリッジインターナショナル、インサイドセールス業務を支援するIBM Watsonを活用したAIツール「SAIN」の本格販売開始

 法人営業改革支援のブリッジインターナショナル(本社:東京都世田谷区、吉田融正社長)は、日本IBMの協力を得て、AIテクノロジーを取り入れたインサイドセールスの業務を支援する「SAIN」(Sales AI Navigator)のコールナビサービスを2019年12月1日より本格販売し、既に大手IT企業やソフトウェア開発・販売企業などで導入が決まっている。
 インサイドセールスとは、企業に電話やEメールでコンタクトして、見込み客の発掘、絞り込み、案件醸成、クロージングを行う営業改革の手法。これらの一連のプロセスを支援するためにブリッジが開発した「SAIN」は、会話内容の改善指導をサポートする「モニタリング」、絞り込みを行う「ターゲティング」、顧客との会話をリアルタイムにナビゲートする「コールナビ」の3つのサービスを備えている。
 モニタリング、ターゲティングは昨年5月に販売を開始し導入を進めていたが、このたび顧客との会話をAIを活用して支援する「コールナビ」の開発を完了し、本格販売を開始した。
 コールナビは、モニタリングの上位エディションとして提供され、IBM Watsonの音声認識機能と自然言語処理機能を活用している。Watsonはインバウンド型の問い合わせやサービス対応としては多く活用されているが、アウトバウンド型の法人営業において活用するのは画期的な取り組みとなる。インサイドセールス担当者と顧客との会話をリアルタイムで把握しつつ、複雑な商品やサービスの成約につなげる営業活動にAIを採用するためのノウハウを集約しており、ブリッジはこの技術を使ったビジネスモデルの特許を取得した。


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