〔2020/2/18〕ONE COMPATHとオウケイウェイヴのロケーションサポートソリューションを北國銀行に提供

 地図検索サービス「マピオン」を運営する、凸版印刷のグループ会社、ONE COMPATH(本社:東京都港区、早川礼社長)とオウケイウェイヴは、2019年11月に発表した通り店舗検索サービスとAIチャットボットの連携による協業を開始し、この度、北國銀行に向けて初めてサービス提供を開始した。
 本協業は、ONE COMPATHが地図検索サービスMapionを基盤に提供するロケーションソリューションの1つ「店舗検索サービス」と、オウケイウェイヴが提供するFAQシステム「OKBIZ. for FAQ」およびFAQデータを元にAIが自律的に機械学習するAIチャットボット「OKBIZ. for AI Chatbot」というサポートソリューションを連携させることで、ロケーションサポートソリューションの実現を目指すもの。
 実店舗に関して発生する生活者の疑問・課題の解決を強力にサポートしCX(顧客体験)を大きく改善すると同時に、企業の問い合わせ対応の負担を軽減し、コスト削減、業務効率化や生産性向上に寄与する。将来的にはデータ分析においても連携し、より生活者の利便性を高めた施策の実現を可能にすることを目指す。
 北國銀行では、従来、顧客がチャットボット内で「現在地に近い支店」、「〇〇県の支店」といったワードを検索した際に、満足できる回答を表示することが難しく、この課題を解決するために本サービスを提供することになった。
 トップ画面よりAIチャットボットを開き、「現在地付近の支店は?」「〇〇区のATMは?」など知りたい内容を入力すると、AIが内容を理解し顧客の希望にマッチした店舗一覧などのリンクで回答する。また、「〇〇店の場所」と入力すると、知りたい支店の詳細を地図と共に回答し、チャットボット上から詳細場所を地図で確認することができるようになった。これまで問い合わせ窓口で対応していた“状況に応じた店舗案内”を自動で行うことで、問い合わせ窓口の負荷を軽減するだけではなく、顧客が営業時間外を含め、いつでもどこでも気軽に店舗情報を問い合わせることが可能になる。


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