〔2020/2/19〕クロス・マーケティング、企業のビッグデータ活用に向けたCRM分析支援サービスを提供開始

 クロス・マーケティング(本社:東京都新宿区、五十嵐幹社長)は、企業のビッグデータ活用に向けたCRM分析支援サービス「カスタマージャーニー型データ分析」の提供を2020年2月より開始した。
 ビッグデータに関する注目が集まる昨今、個々の顧客により深く焦点をあてたワン・ツー・ワンマーケティングの実現を目指して、社内外に点在するデータの収集・棚卸しに取り組む企業が増えてきた。しかし、膨大な量のデータを処理するための環境づくりや、形式の異なるデータを統合するためのナレッジといったハードルがあるため、実際に十分な分析や施策の運用を行えている企業は多くない。
 同社が新たに提供する「カスタマージャーニー型データ分析」は、こうした顧客理解を目的とする企業のビッグデータ活用の課題に対し、フルカスタマイズでサポートするサービス。社内外に点在する顧客データを時系列に統合・整理し、マクロ視点とミクロ視点で意識データ×行動データを統合的に分析。戦略セグメントのリアルな顧客像の解明に加え、Life Time Valueの算出や収益改善のシミュレーション、テストマーケティングを通じたワン・ツー・ワンの施策実行まで一貫して支援する。
 カスタマージャーニー型データ分析の最大の強みは、行動×意識データの掛け合わせから、顧客のインサイト解明を目指す点にある。行動データを時系列化することで、1人ひとりの顧客の歴史の把握が可能。一方、行動データの分析だけでは、その背景である“意識”=“課題”がわからず、顧客に響く施策の検討ができない。本サービスでは、顧客の社内に眠ったデータ分析の支援を基本としつつ、当社がマーケティングリサーチ企業として長年培ってきたアスキングによる意識データの取得と掛け合わせ、より精度の高いワン・ツー・ワンマーケティング施策の実現を目指す。


PAGE TOP