〔2020/3/25〕ゾーホージャパンと日本ブレケケ、Zoho CRMでブレケケ・コンタクトセンター・スイートなどが利用可能に

 ゾーホージャパン(本社:神奈川県横浜市西区、大山一弘社長)と日本ブレケケ(本社:東京都豊島区、山出晋社長)は、CRMにおける電話連携に対応したことを発表した。
 ゾーホージャパンの提供する営業支援・顧客管理システム「Zoho CRM」で、既設の電話番号をIP化できるオフィス交換機の「Brekeke PBX」、および高度なCTI機能を搭載した「ブレケケ・コンタクトセンター・スイート」が利用できるようになる。
 本サービスはブラウザ上で利用可能なため、PCに専用のソフトウェアをインストールする必要がなく、固定電話番号を使用した受発信が可能になる。在宅勤務時など、オフィス外でも固定電話を利用できるので働き方改革にも役立つ。
 IP電話が普及した現在でも、「050」から始まるIP専用の電話番号ではなく、市外局番から地域が判別できる固定電話番号の強いニーズが存在している。今回のサービスは、IP電話会社から電話番号を借りる方式ではなく既設の回線をIP化することができるため、今までIP電話では対応していなかった市外局番にも対応する。
 サービスの利用には、日本ブレケケのオンプレミスもしくはクラウド交換機サービスの契約に加えて月額1,440円からのZoho CRMのライセンス費用などがかかる。なお、既設電話番号のIP電話化には、日本ブレケケのITSPゲートウェイの購入とユーザーの利用環境への設置が必要。
 Zoho CRMは世界15万社以上に利用されており、近年国内での需要も高まっている。今回の電話連携は既存ユーザーの利便性向上のみならず、新規ユーザーの増加につながると考えている。


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