〔2020/4/27〕チューリッヒ保険会社、長崎オフィスで新卒入社の社員を対象に奨学金返済支援制度を新設

 チューリッヒ保険会社は、2020年度より、県内の若者の雇用促進と定着を支援するため、長崎オフィスで採用する新卒入社の社員を対象とした奨学金返済支援制度を新設すると発表した。
 同社は、自動車保険や傷害保険を提供し、全国5カ所にオフィスを構えている。長崎オフィスは2015年に開設した4番目のコンタクトセンターで、自動車保険の契約手続きや事故受付、保険金の査定等の業務を行っている。新設の奨学金返済支援制度は長崎オフィスに新卒入社した社員が対象で、入社後5年間、年度末の3月に毎年10万円を支給する。
 若年層の人口流出が常態化している長崎県において、同社は2015年の長崎オフィス開設以来、県内の大学新卒者の採用を積極的に行い、2020年度までに124名を採用している。また2016年より、長崎県の「企業版ふるさと納税制度」を活用し、地域創生事業の中でも「地域の将来を担い支える若者の人材育成支援プロジェクト」への寄付を通して、若者の人材育成を支援してきた。同社は今後も雇用や社会貢献活動など、さまざまな方法で、長崎県の活性化に貢献していくと言う。


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