〔2020/4/30〕AI Shift、電話応対業務の自動化を実現させるAI音声対話サービスを提供開始

 サイバーエージェントの連結子会社であるAI Shift(本社:東京都渋谷区、米山結人社長)は、電話応対業務の自動化を実現させるAI音声対話サービス「AI Messenger for Voice」の提供を開始した。
 現在、新型コロナウィルスの感染拡大を受け、企業や自治体への問い合わせが急増している一方で、テレワークへの移行に伴い従業員の働き方に制限が加わり、カスタマーサポートにおける対応負荷はこれまで以上に大きくなっている。これにより、問い合わせ受付時間の短縮が余儀なくされているほかユーザーからの電話が繋がりにくいという状況が生じており、問い合わせ対応についてより一層の効率化が求められている。
 このような背景のもと、同社はこれまで提供していたAIチャットボット「AI Messenger」に加え、チャットボットで培った対話戦略技術を活かし、AIによって企業の電話業務の自動化を実現する音声対話サービス「AI Messenger for Voice」の提供を開始した。
 本サービスの提供により、予約や注文受付、情報照会など、企業におけるさまざまな電話業務を企業のニーズに応じて自動化することで、カスタマーサポートの業務効率化を支援する。
 従来の音声ガイダンスとは異なるインタラクティブでスムーズな音声対話の実現には、高度な対話戦略を備えた対話エンジンが必要となる。同社では、AIチャットボットの開発で培ってきたノウハウを活かし、音声対話に特化した対話エンジンを開発することで、より人間らしい自然な自動音声対話を実現する。


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