〔2010/6/29〕セコムなど、「初動オペレーションサービス」と「セコム緊急連絡網サービス」を販売

 セコムとセコムの情報系グループ会社のセコムトラストシステムズは、「初動オペレーションサービス」と「セコム緊急連絡網サービス」を7月から販売開始する。両サービスは、セコムトラストシステムズが、セキュリティ事業で培ったセコムの緊急連絡の運用ノウハウを機能レンタル型サービスとして開発したもの。
大規模災害に限らず、事故や情報漏えいなど事業の継続(BCP)に影響しかねない重要事案の発生時には、迅速な対処が求められており、そのためには“事案発生の確実な把握”と“組織内でのスピーディな情報伝達”が必要。これまで、企業や教育機関などでは、緊急事態が発生したときには、独自に作成した緊急連絡網をもとに、自社部門やコールセンターが窓口となり、連絡の伝達が行われていた。しかし、近年高まる個人情報や機密情報の保護という観点から、重要事案のより安全で確実な手段が求められていた。
このたび、セコムとセコムトラストシステムズが発売する初動オペレーションサービスは、重要事案が発生した際に、社員や関係者からの連絡を24時間365日、セコムトラストシステムズの専門スタッフが受け付け、事案発生を迅速に通知するサービス。重要事案発生時の連絡体制を確立することで、的確な初動の早期開始をサポートする。本サービスは、セコムがセキュリティ事業の中で実際に運用している緊急連絡体制のノウハウを機能レンタル型のサービスとしてご利用できるもので、企業や組織の危機管理体制の整備に幅広く利用できる。
また、大規模災害時に限らず、日常発生するさまざまな緊急連絡を携帯やパソコンから速やかに電子メールで一斉通知し、応答結果を集計画面で確認することでスピーディーな情報伝達を実現する「セコム緊急連絡網サービス」を同時発売する。本サービスは、すでに2100社、230万人(2010年3月現在)に利用している「セコム安否確認サービス」のノウハウを生かした機能レンタル型のサービス。
今後、両サービスの販売開始により、3年間でセコム安否確認サービスを含め、500万人の利用者数をめざす。


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