〔2010/7/7〕NECなど、自動音声案内によるパソコン故障診断サービスを提供

 NECとNECパーソナルプロダクツは、電話サポート窓口「121コンタクトセンター」で、自動音声案内によるパソコン故障診断サービス「自動音声診断」を24時間体制で提供開始した。これにより、早朝や深夜など121コンタクトセンターの受付時間外でも、ユーザーのトラブル解決を支援する。
本サービスは、121コンタクトセンターの対応員のトラブル解決経験をもとに開発したWeb上の「トラブル・故障診断ナビ」を自動音声案内システム化し、実現したもの。電話によるトラブル診断のため、パソコンが起動できない・インターネットに接続できないなどの理由でWebサポートを利用できない場合にも利用可能で、ユーザーの利便性を向上させる。
自動音声案内に従って電話機を操作することで、ユーザーは問い合わせ内容(症状)に合ったトラブル解決方法を確認可能。121コンタクトセンターへの問い合わせの約50%がパソコンの起動・終了や画面表示に関するトラブル、またインターネットにつながらないというトラブルであり、こうしたトラブルへの対応員によるサポートと同等の問診を用意。対応員への電話接続前に効率よく解決することでユーザの利便性を向上した。また、121コンタクトセンターの受付時間内の場合、「自動音声診断」の後、引き続き対応員へ相談可能。また、121コンタクトセンターの受付時間外の場合は、ユーザーへ5桁の「音声診断番号」を案内し、ユーザーは次回、受付時間内に電話をかけたときに、案内された「音声診断番号」を入力するだけで問診内容を引き継いだ対応員によるサポートが受けられる。
NECは、121コンタクトセンターや修理現場のトラブル解決経験を、Webや自動音声案内などのサポート手段で活かすことで、いつでも・誰でもサポートを利用できる環境を構築し、更なるCSの向上を目指す。


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